個人民事再生

アメリカ・リーマンブラザーズの倒産から続く不景気、数多くの人がお金に関して多少なりとも問題を抱え、生活をしています。その中でも、多額の借金に頭を悩ませ、自己破産を考えている方もいることでしょう。

ところが、その自己破産という選択肢を選ばなくてもいいかもしれません。確かに、自己破産は借金整理の選択肢の一つです。しかし、今、その自己破産に変わる借金救済制度があることを知っているでしょうか? その制度とは、「個人再生手続き」というものです。正確には個人債務者再生手続きといい、2001年4月1日に始まりました。

始まってから比較的新しいので、まだまだ認知度は低く、多くの方に馴染みがない現状ではありますが、ようやく最近になってこの制度が広まってきているようです。

例として一つ上げるならば、個人で1000万円の借金を抱える人が、5年間で300万円を返済するというプラン(各自の安定的な収入に応じて)を立て、裁判所に認めてもらい、実際に自分で立てたこのプランどおりに返済することができたのであれば、残りの借金700万円が免除されます。

つまり、プラン通りにしっかりと返済ができていれば、その間に返したものの残りの借金が帳消しになるという制度です。ちなみに個人民事再生は、債務総額が5000万円以下(その中で住宅ローンは除く)である個人の債務者で、将来的に一定の確実な収入を得ることが見込まれている際に利用できます。

このように、一定の安定した収入があるならば、個人民事再生で一部ですが借金を免除してもらえます。対象となる方にとっては、魅力的な制度と言えます。収入はあるのに、まだまだ借金が 減らずに悩んでいる方は、是非この個人再生手続きを頭に入れておきましょう。

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